説明
西モンゴル地域のウリヤンハイモンゴル人たちにとって楽器とはトブショール、イケル、ツォールをさす。どれもがテンゲルや自然界に向けて捧げられる楽曲であるが、特にトブショールは特別なものとされている。トブショールの頭頂部には9つのくぼみが彫られており、この楽器で奏でられる音や歌が捧げモノであることを暗示している。
このトブショール讃歌は伝わっていた詩にボルドーが曲を付けたというが、歌う度に内容も曲想も常に変わる。要はトブショールを讃えることに主眼が置かれており、それが常に同じ形にならないだけのことと考えられる。
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